☆ 定例会議の開催状況【平成19年8月23日(木)】 
  
 平成19年8月23日(木)、公安委員会定例会において、沖縄県警察から次の事項について報告・説明があり、これを受けて審議を行いました。
 
1 報告・説明
(1)

(1) 平成19年度沖縄県青年警察職員意見発表会の実施結果について

 警察から、警察学校初任科等を終了後6年以内の若手警察職員に対し、日常の勤務を通じて培った意見を発表させることで、自己を主張する態度と表現力を養わせ、県警察全体の士気高揚を図ることを目的として、本年8月21日、警察本部において、平成19年度沖縄県青年警察職員意見発表会を開催した旨及び最優秀に選出された機動隊所属の巡査長を本年9月に九州管区警察学校で開催される九州管区大会に派遣する旨の報告があった。
 

(2)

改正迷惑防止条例(平成19年9月1日施行)施行前の条例等周知活動の推進状況について

 警察から、公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例が、本年9月1日に施行されることから、マスコミの協力を得ての広報、那覇市内の社交業組合等への法令講習会の開催、県警察ホームページへの概要等の掲載、客引き行為をしている者へのチラシの配布及び看板の掲示等を実施し、県民に対する条例の周知に努めている旨の報告があった。
 

(3)

安全なまちづくり総合対策・ちゅらさん運動の推進について(平成19年度安全なまちづくりモデル地区等)

 警察から、安全・安心なまちづくりに関する先導的な活動等により地区推進協議会から「ちゅらうちなー安全なまちづくりモデル地区」に指定されている県内16地区の主な活動事例及び自主防犯活動の促進を目的として、警察庁から「地域安全安心ステーション」のモデル団体に選定され、防犯パトロール用品等の無償貸与を受けて活動している県内10団体の主な活動事例の報告があった。
 公安委員会から、モデル地区や団体を指定して自主防犯活動の活動の推進を図ることは、ちゅらさん運動を進める上で効果的であると思う旨の意見を述べた。
 

(4)

安全なまちづくり総合対策・ちゅらさん運動の推進について(企業等による安全なまちづくりの取組)

 警察から、県内の各種団体及び企業による安全なまちづくり総合対策・ちゅらさん運動の取組みとして、「車上ねらい防止看板」200枚の作成・寄贈、「こども110番の家」の委嘱受入れ、及び自主作成した防犯ステッカーを貼付した車両による「ふれあいパトロール」の実施等についての報告があった。
 

(5)

地域警察官の検挙状況について

 警察から、今月に入り、自動車警ら隊の警察官が、機動警ら中に挙動不審な車両を発見し、追及の結果、運転していた男を覚せい剤取締り法違反で緊急逮捕した事案及び深夜にオートバイを押して歩く挙動不審な男を発見し、追及の結果、オートバイを脅し取ったとして、恐喝で緊急逮捕した事案の報告があった。
 公安委員会から、報告のあった2件とも、職務質問がいかに効果的であるかを示す良い事案であり、こうした技能を若い警察官へも伝授していただきたい旨の意見を述べた。
 

(6)

スクールエリア対策の推進状況について

 警察から、本年4月に県内18の中学校を指定して推進中のスクールエリア対策に関し、非行グループの把握・解体の促進、指定中学校における不良行為で補導される少年の減少、エリアネットワークの構築、非行防止教室の拡充及び窃盗における少年特有の手口の減少等の各施策の効果について、並びに主な指定校における対策状況についての報告があった。
 公安委員会から、スクールエリア対策の効果は、数値にも表れていることから、今後も更に拡充されることを期待する旨の意見を述べた。
 

(7)

夏休み期間中における未成年者の飲酒問題について

 警察から、夏休み期間中に県内で発生した少年の飲酒に伴う各種事案の概要及びこれらの事案発生を受けての県警察や各機関・団体等の対応等の報告があった。
 公安委員会から、報告の中に母親の面前で飲酒したとの事案があるが、少年の健全育成は保護者の意識を高めることが重要であり、意識啓発に向け、警察も尽力していただきたい旨の意見を述べた。
 

(8)

第20回「沖縄県警察少年柔道・剣道大会」の実施結果について

 警察から、県内各警察署の少年柔道・剣道教室で稽古している少年に対し、その成果の発揮と少年相互の融和の機会を付与し、心技体の向上とこれによる健全育成を目的として、本年8月18日に県立武道館において、沖縄県警察少年柔道・剣道大会が開催され、白熱した試合の結果、柔道では糸満警察署チームが、剣道では浦添警察署チームが優勝した旨の報告があった。
 

(9)

本島南部における現住建造物等放火事件の発生検挙について

 警察から、今月に入り、本島南部の空き店舗兼住宅に放火した男を現住建造物等放火で通常逮捕した旨の報告があった。
 

(10)

航空機炎上事故の発生について

 警察から、今月に入り、那覇空港国際ターミナルビル駐機場内において発生した外国航空機炎上事故の概要及び県警察の措置についての報告があった。
 公安委員会から、大きな事故にも拘わらず、死者がなかったことは幸いであった旨及び事故当日にも公安委員会へ報告があったが、緊急事態への対応が適切になされたと考えており、今後ともこの種事案への迅速・適切な対応がなされるよう、職員の練度を高めていただきたい旨の意見を述べた。
 

(11)

第21回参議院議員通常選挙違反取締結果について

 警察から、本年7月29日に施行された第21回参議院議員通常選挙に関し、県警察本部及び各警察署に選挙違反取締本部を設置して、選挙違反への対策を講じた結果、文書掲示違反に対する警告を123件発出するとともに、詐偽投票を行った者1名を検挙した旨の報告があった。
 

(12)

本島全域で発生した窃盗事件被疑者の検挙について

 警察から、本年6月に盗品等を保管した罪で逮捕した男を追及した結果、平成5年ころから逮捕される直前まで、本島全域において窃盗を敢行したことが判明し、これまでに空き巣等約450件の余罪を確認した旨の報告があった。
 公安委員会から、余罪を多数有する被疑者を検挙したことは素晴らしいことであるが、このような者が身近にいることに対し、県民の1人として不安を感じるところであり、窃盗被疑者の早期検挙についても尽力いただきたい旨の意見を述べた。
 

(13)

本島北部のビーチにおける海岸法違反被疑者の逮捕について

 警察から、本年4月から8月にかけ、本島北部の海岸保全区域のビーチにおいて、海岸管理者の許可を受けずに、露店やバレー用ネットを設けるとともに、ジェットスキーやビーチパラソル等を賃貸するなどした者4名を海岸法違反で通常逮捕した旨の報告があった。
 公安委員会から、本件については公安委員会も注目していたものであり、自治体と警察が連携して、違反行為を摘発したことは大いに評価したい旨及びの意見を述べた。
 

(14)

平成19年夏の交通安全県民運動の実施結果について

 警察から、本年7月31日から8月9日まで間に実施した夏の交通安全県民運動について、期間中の交通死亡事故が0であったほか、人身事故総数も昨年に比べて減少しており、改善がみられた旨及び交通違反の検挙数は、総数が3,934件で、対前年比121件・3.2%増加しているが、飲酒運転や速度違反は減少している旨並びに本運動に伴い実施された看板掲示式や出発式、地域における各種住民大会・パレード、飲酒運転根絶連絡協議会の設立及び高齢者・歩行者・二輪運転者に対する交通安全教室の開催等の各種取組みについての報告があった。
 公安委員会から、死亡事故を含む人身事故が減少し、飲酒運転も減少したことは、これまでの施策が功を奏してきたものであり、今後とも知恵を出し合って交通事故の防止に努めていただきたい旨の意見を述べた。
 

(15)

暴走族の取締りについて

 警察から、本年2月に本島中部で敢行された集団暴走行為に関し、検挙された中学生1名・高校生4名を含む少年22名の処分状況及び「パニック暴走」と称して例年8月29日に敢行される集団暴走行為の封圧に向けた対応方針並びに本年上半期の県内暴走族の検挙状況についての報告があった。
 

(16)

飲酒運転根絶対策の取組について

 警察から、伊平屋村飲酒運転根絶連絡協議会が、本年8月24日に開催を予定している「8.25を風化させない伊平屋村飲酒運転根絶村民大会」の概要、豊見城警察署が同月9日に開催した「高齢者交通安全大学」、宜野湾警察署が同月8日に開催した「熟年者交通安全サミット」及び同署が同月14日に開催した「在沖米海兵隊員等に対する交通安全教室」の概要並びに県内バス会社が那覇警察署と連携し、同月8日、乗務員に対して実施した体験型・実践型交通安全教育の概要についての報告があった。
 

(17)

飲酒運転の実態調査結果(上半期の前年対比)について

 警察から、本年上半期に県内において飲酒運転で検挙された者の飲酒の実態に関し、飲酒場所別では、居酒屋等の占める割合が59.9%から46.3%と大幅に減少、検挙の時間別では、深夜の占める割合が69.6%から47.3%に減少、年齢別では、20代と30代が依然として過半数を占め、職業別では、会社員・団体職員が26.0%から22.3%に減少したが、大工・土木作業員、サービス業、職業運転手、大学生が微増、飲酒前の意思では、「飲んで飲酒するつもりであった」が24.2%、「その程度は大丈夫と思った」が42.7%、「警察に捕まらないと思った」が23.4%で、何れも対前年比で増加していた等の報告があった。 
 公安委員会から、居酒屋で飲酒後に検挙される者が減少したことは、良い傾向であり、今後とも施策を推進し、更なる減少に繋げていただきたい旨の意見を述べた。
 

(18)

「8.25を風化させない追悼集会」の開催について

 警察から、昨年8月25日に伊平屋村で発生した交通死亡事故の悲劇を風化させることなく、飲酒運転根絶の気運を更に高めて日本一交通安全な県をつくるため、本年8月23日、警察本部において、飲酒運転撲滅の会の主催による「8.25を風化させない追悼集会」が開催される旨の報告があった。
 

(19)

大雨洪水警報に係る災害警備実施状況について

 警察から、本年8月11日の大雨洪水に伴う警察本部と関係警察署の災害警備実施体制、警察措置等の報告並びに被害状況等として、人的・物的被害、交通規制や交通信号機の被害等についての報告があった。
 公安委員会から、信号機の修復やその他の残務処理が速やかに実施されることをお願いする旨の意見を述べた。
 


2 決裁等


 ○ 警察安全相談広報看板等の掲示について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1件
    警察から、県民に対する警察安全相談窓口の周知を図るため、警察本部玄関横に「警察
  安全相談広報看板」を掲示するとともに、本部のエントランスホールに「相談窓口等案内板」
  を掲示する旨の報告を受けた。

 ○ 県監査委員による監査の実施結果について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1件
    警察から、地方自治法第199条第1項、第2項及び第3項に基づき本年8月3日に実施さ
  れた平成19年度の県監査委員による監査について、監査概要及び今後の措置についての
  報告を受け、了承した。

 ○ 警察本部長に対する個人情報の開示請求と措置について‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1件
    警察から、警察本部長あて開示請求のあった保有個人情報に関し、請求内容とこれに対
  する措置の報告を受けた。

 ○ 警察本部長に対する公文書の開示請求と措置について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1件
    警察から、警察本部長あて開示請求のあった公文書に関し、請求内容とこれに対する措置
  の報告を受けた。

3 決定・裁定等

 ○ 犯罪被害者等給付金の支給申請に対する裁定について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1件
    犯罪被害者等給付金の支給を受けようとする者から申請のあった件について、警察から、
  支給要件の説明及び支給額に関する案の提示を受け、審査の結果、原案とおりとする旨、裁
  定した。

 ○ 公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例に基づく行政処分取扱
  規程の制定について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1件
    警察から、公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例(昭和50年
  沖縄県条例第9号)の一部改正により、県公安委員会による事業者に対する指示及び事業
  の停止命令に関する規程が整備されたことに伴い、行政処分に関する必要な事項を定める
  ため、沖縄県公安委員会規程を定める案の説明があり、原案のとおり決定した。

 ○ 沖縄県公安委員会事務専決規程の一部改正について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1件
    警察から、公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例(昭和50年
  沖縄県条例第9号)の一部改正により、事業者に対する指示及び事業の停止命令について
  の行政処分が新たに県公安委員会の権限に属する事務とされたことに伴い、事務の迅速か
  つ能率的な運用を図ることを目的に、当該事務の一部を警察本部長の専決事務とする案に
  ついての説明があり、原案のとおり決定した。

 ○ 風適法営業者に対する行政処分について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1件
    警察から、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に違反した事業所に関
  する違反状況と行政処分案の説明があり、それぞれの行政処分について原案のとおり決定し
  た。

 ○ 再発防止命令に係る意見聴取への出頭状況及び再発命令書の発出について‥ 1件
    警察から、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律に基づく中止命令に反して
  再び違法行為を繰り返すおそれのある県内指定暴力団組員2名に対し、再発防止命令の発
  出に係る意見聴取への出頭を求めたが、不出頭につき再発防止命令を発出する案の説明を
  受け、原案とおり決定した。

 ○ 沖縄県警察関係手数料条例の一部を改正する条例について‥‥‥‥‥‥‥‥ 1件
    警察から、道路交通法の一部を改正する法律(平成19年法律第90号)により、時間制限
  駐車区間の規定が整理されたことに伴い、沖縄県警察関係手数料条例別表中の関連する条
  項を整理する案についての説明があり、原案のとおり決定した。

 ○ 自動車運転者の行政処分( 46件)
    警察から、違反状況と聴聞結果の概要の報告及び運転免許の行政処分案についての説
    明がなされ、それぞれの行政処分について審議の上、案のとおり決定した。
 

    

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