交通規制課Q&A ~交通規制~

2014年7月15日

Q.交通規制とは?

 

交通規制という言葉は、なかなか馴染みがないこととおもいますが、簡単に言うと「信号機や標識等を設置して人や車の流れを調整し、交通事故の防止や交通渋滞の緩和を図る」ことです。

また、交通規制とは、「現在ある道路の中で、より安全かつ円滑に、そして快適な交通の流れを作り出す」ことだとも言えます。

Q.なぜ交通規制が必要なのか?

 

交通というものは「人」「道路」「車両」という3つの要素から成り立っており、本来は人も車も自由に往来できれば良いのですが、社会や経済の発展に伴う急激ない交通の増加により、交通事故や交通渋滞が激増したため、交通事故の防止や交通渋滞の緩和の必要が生じてきました。

Q.朝夕の交通渋滞はどうにかならないの?

 

那覇市近郊の朝夕の出勤退社時間帯の渋滞は厳しい状況にあります。その一方で、それ以外の時間帯は厳しい渋滞は発生していません。つまり、出勤退社時間帯の交通量が道路の許容量を超えてしまうため渋滞が発生しており、このような場合、渋滞を解消するには道路を新設又は拡幅するか、交通量を抑制するしかありません。

国や県も道路の新設等を計画していますが、道路ができあがるまでには長い時間がかかります。それまでは、交通量を分散させたり、制限したり、バスなどの公共交通機関を積極的に利用するなどの対策が必要なのです。

Q.警察は渋滞対策としてどんなことをしているの?

 

現在警察で行っている渋滞対策は、信号の青時間を交通量の多い方に長い時間を与え通過量を調整したり、渋滞状況を広報して交通量を分散させたり、バス専用レーンや通行禁止規制を行うなどして渋滞の緩和を図るとともに、ITS(高度道路交通システム)の整備を進めています。

 

ITSについて

 ITSとは、新交通管理システムの総称で、光ビーコン(赤外線通信により通過車両との両方向通信を行う機器)を活用した8つのサブシステムからなる総合的な交通管理システムです。8つのシステムは、

 ITCS(より高度な交通管制システム)

 AMIS(交通情報提供システム)

 PTPS(公共車両優先システム)

 MOCS(車両運行システム)

 EPMS(交通公害低減システム)

 DSSS(安全運転支援システム)

 HELP(緊急通報システム)

 PICS(歩行者支援情報通信システム)

からなります。

 

詳細については、下記リンク先をご覧ください。

警察庁ホームページ(UTMS 新交通管理システム)

 

Q.交通規制の方法は?

 

交通規制はどのように実施するのかと言いますと、信号機や道路標識・標示を設置したり、ラジオやテレビ、交通情報板による道路情報の提供、工事や催し物などの制限など、道路上の人や車を制限することによって交通規制を実施しています。

その中でも最も重要な対策が交通流の管理です。

交通流の管理というのは、その道路や地域、交通量に応じて人や車を通したり、止めたりして交通の安全と円滑を図ることです。

例えば、都市と都市を結ぶ国道のような幹線道路は、交通量も多くかつ、社会・経済活動上円滑な交通が求められますから、より円滑に流れるような制御をします。

一方で、住宅地などの生活道路では歩行者の安全が最も求められるため、ゾーン30規制や歩行者専用道路、一方通行等車両の通行を制限して安全の確保をしています。

このように、その道路や通行の目的、地域の環境に応じて安全と円滑を図るのが交通規制です。

Q.生活道路の安全対策は?

 

生活道路では、なるべく車両の通行が少ないことが事故を防止する最も有効的な手段と言えます。そのため、走行速度を抑制する速度規制や車両の進入自体を禁止する通行禁止規制、路上の見通しを確保するための駐車禁止規制等を中心とした交通規制を実施しています。

現在は、これらの規制を組み合わせた「ゾーン30」「あんしん歩行エリア」や子供達の通学時の安全対策としての「通学路対策」を推進しています。