酒酔い運転事故で友人を亡くして

2009年6月19日

無職 男性 20代

 

飲酒運転は、「犯罪」と思いますかと聞かれ、「はい」と答える人は少ないと思います。捕まらなければよいとか、検問に当たらなければなど、飲酒運転に対して、罪の意識が不足している気がします。いくら罰則を強化しても、その実態は以前と何も変わりません。では、あと何人が飲酒運転の事故で命を落とせば分かるのでしょうか…。

私も、飲酒運転事故で親友と後輩の二人を失いました。その友人らは酒を飲んでオートバイを運転してスピードの出し過ぎでカーブを曲がりきれずに事故を起こし亡くなってしまいました。その二人の事故は私の誕生日でした。私は自分の誕生日が来るたびに、もし友人が生きていたなら、一緒に遊んでいたはずなのにと色々と考えてしまいます。

最初、その友人が亡くなったと聞いたときは信じられず、明日になればまた会えると思い、それを受け入れることができずにいました。しかし、友人の兄が泣き崩れて遺影に向かって何度も何度も名前を呼んでいる姿を見て私もそれまでこらえていた気持ちが抑えきれずに涙が溢れてきて、本当に悔しかったし、こんなにも辛いものかと思うと同時に、もしあの時、一緒にいて一言「タクシーで帰れ」と声をかけることができたならばとやるせない気持ちで一杯でした。今更何を言っても友人は生き返ることはないし、過去に戻ることもできません。ただ、酒さえ飲んで運転していなければと思い返されます。みなさん、決して他人ごとではありません。本当に飲酒運転はやめてください。軽い気持ちで「これぐらいは大丈夫」と思わないでください。私は、友人を亡くして初めて飲酒運転の怖さを知りました。だから辛い思いをする前に酒を飲んで車やバイクを運転することが、いかに危険かということを分かって欲しいものです。どうか、飲酒運転は重大な犯罪だという罪の意識を持って欲しいと思います。飲酒運転をして事故を起こせば一生涯後悔するし、周りの人たちも不幸にしてしまうことを忘れないでください。