最後の刑務所生活にしたい

2009年6月19日

無職 男性 30代

 

私は今、何度も飲酒運転を繰り返し刑務所に服役しています。今回が初めてではなく3度目の刑務所生活になります。私自身情けなくなっています。何故、何度も飲酒運転を繰り返しているのか…私が初めて飲酒運転で検挙されたのは、今から12年前です。その頃は飲酒運転の罰則は軽く、罰金も5万円でした。その頃の私は、「飲酒運転をしても罰金で済むのか」という安易な考えで飲酒運転を繰り返していました。そして、2回目、3回目と罰金で済んだので考えは変わらず、5回目の違反行為の時、裁判所から呼び出されて執行猶予の判決を受けました。しかし、当時の私は、考えが浅はかでそれでも飲酒運転を繰り返し、6度目の道路交通法違反で懲役6ヵ月の実刑判決を受けました。その当時、私は結婚もしていて幼い子どももいましたので、妻や子どもと離れるのは辛く不自由な刑務所生活はとても言葉では言い表せないくらい大変でした。しかし、出所後、何年か経ち家庭も仕事も順調にいっていた頃、私はあの辛い刑務所生活のことも忘れていました。それからはまた、飲酒運転を繰り返し同じ違反行為で検挙され、再び服役することになり、とうとう妻にも愛想を尽かされ離婚することになりました。その当時の私は、「もう酒はやめよう」と決め出所後2、3ヵ月は酒を断っていましたが、酒の席での友人、知人の誘いを断ることができず、一杯のつもりが二杯になり、三杯、四杯と次第に酒の量は増えていき、結局元の生活に戻ってしまいました。今考えると、仕事の忙しさや子どもたちと会えない寂しさから酒を飲んで忘れようと逃げていたのだと思います。そしてある日、夜中まで酒を飲み車中で寝てしまった私は、朝起きて酒が残っているのも分かっているにも関わらず、酔っていないから大丈夫だと自分に言い聞かせ、軽い気持ちで運転してしまいました。2、3分走行した後パトカーに停止を受け、飲酒運転の現行犯で逮捕されました。その時の気持ちは本当に目の前が真っ暗になり、同時にまた刑務所にいくのかという想いに吐き気がしました。その時の事情聴取した警察官に「もう死にたい」と打ち明けると「死ぬことはないよ。君は酒を飲まないことを考えたらいい」と言われ心が落ち着き救われた気がしたことを思い出します。

世間の人は飲酒運転で刑務所にいくはずはないと考えている人が多いと思います。実際私のように軽い気持ち、甘い考えで何度も違反を繰り返し刑務所に来ている人も少なくありません。飲酒運転は重罪だと認識してもらいたいと思います。そして何度も期待を裏切り、迷惑をかけ続けた両親に少しでも親孝行できるように生活していきたいと思っています。