飲酒運転の根絶を目指して

2009年6月19日

沖縄県飲酒運転根絶連絡協議会会長

長嶺 安一

 

県警察によりますと、県内の平成20年中の交通死亡事故は、41件43人と、過去最少を記録した前年と同数で良好な状態を維持しているというであります。一方、飲酒運転による人身事故・死亡事故が全国的に大幅に減少している中、本県では、飲酒運転死亡事故は前年を3件上回る10件の死亡事故が発生しており、依然として飲酒による犠牲者が後を絶たない残念な状況が続いています。飲酒運転が悪質かつ危険であることは、県民のだれもが理解しているところでありますが、それでも後を絶たないというのは、運転者の中に「自分は大丈夫」といった根拠のない過信や、「自分は酒に強く酔わない」といった自分勝手な誤った判断、さらに常習飲酒や、自らの飲酒行為をコントロールできないアルコール依存の問題が指摘されております。また、運転者と一緒にお酒を飲んだり、飲酒運転の車に同乗するといった周辺者の行為も問題となっております。こうした悪質な飲酒運転によって、被害者はもちろんのこと運転者自身と家族を巻き込んだ、悲惨な結果を招いていることを認識して、周りの者が飲酒運転を許したり、見逃さずに止めることを実践することが何よりも必要だと思います。交通事故はちょっと気を緩めると連鎖的に発生する傾向があるだけに、今後、交通死亡事故0を目指して、気を引き締めなければなりません。当協議会では、「飲酒運転根絶フラッグリレー作戦」や飲酒運転根絶宣言署名活動を通して「飲酒運転根絶運動」を引き続き推進してまいりたいと考えています。県民の皆様の尚一層のご協力をお願い申し上げます。