規範意識のなさが一番問題

2009年6月19日

飲酒運転撲滅の会会長

座間味 正子

 

当会は、飲酒絡みの死亡事故を一件でも減らすことを目的に、2003年に飲酒運転事故に巻き込まれて亡くなった被害者の遺族を中心に結成致しました。当時被害者組織での結成は全国初というとこで注目され、これまで講演活動等を通じて、被害者の立場から悲惨な事故を起こさせてはならないとの思いを、多くの人に訴えて参りました。しかしわれわれの願いが届かず、本県の飲酒運転による事故・死亡事故が、一向に減っていないことは、残念で仕方ありません。

本県の飲酒運転は、車社会や夜型社会、受け皿となる風俗営業所の多さなどが背景にあるといわれております。しかし一番の問題は、ドライバー自身の規範意識にあると思います。県警察によりますと、飲酒運転で検挙された人のアンケートでは、なんと四人に一人が飲酒運転で過去に検挙されたことがある再犯で、また、年間約二千人近くのドライバーが、飲酒運転検挙基準に至らないものの、アルコールを含んでいるとして、警察から注意指導を受けたとのことです。

こうしたドライバーは警察の厳しい取り締まりの目を逃れ潜在化し、飲酒運転による交通事故を起こしてはじめて、自身の犯罪行為に気づき驚くのです。「飲酒運転は犯罪」なのです。当会は、地道に飲酒運転の悲惨さを訴え続けて、飲酒運転根絶運動を図って参ります。