「巡連の日」実施要綱の制定について

2006年6月22日

 

発出年月日 文 書 番 号 文 書 件 名 公表範囲
昭和53年12月8日
 
沖例規外4
 
巡連の日」実施要綱の制定について 全 文
 

 

 

 

○「巡連の日」実施要綱の制定について

 

 

 

昭和53.12.8

 

沖例規外4

 

 

 

改正 平成7.5沖例規務2

 

 

 

 地域警察官による管内の実態は握は、警察諸活動の基盤をなすものであるにかかわらず、実態は握活動の実情は必ずしも十分といえない現況にある。このことは特に事件、事故の発生に際して痛感されるところである。

 

 その要因としては、都市部への急激な人口集中、住民意識の変化、核家族等の客観的要素の存在が指摘されるところであるが、更に重要なことは、実態は握に対する地域警察官の目的意識の欠如と巡回連絡実施時間の絶対的不足という主観的要素が大きく影響しているところである。

 

 当面こうした阻害要因を克服して、住民とのよりよい信頼関係の確立と真に警察行政に役立つ実態は握活動の強化を計画的に推進するため、別添の とおり「巡連の日」実施要綱を制定し、昭和54年1月1日から実施することとしたから、各警察署にあつては次の諸点に留意し、本要綱の趣旨徹底と定着化に 努め、効果的な運用を図られたい。

 

 

 要綱制定の趣旨

 

  管内の実態は握は、警察諸活動の基盤をなす重要なものであるが、実態は握活動は十分とはいえない現況にある。実態は握活動は地域警察官が行 う巡回連絡が最も有効な手段であるが、これを阻害している要因の克服、とりわけ地域警察官の巡回連絡に対する目的意識の高揚と巡回連絡実施時間の確保を図 り、住民とよりよい信頼関係を確立するため、この要綱を制定することとした。(第1関係)

 

 名称

 

  巡回連絡専従日を略して「巡連の日」と称することとした。(第2関係)

 

 「巡連の日」の指定

 

  各署の署情、行事予定等を勘案して、幹部会議等において適宜「巡連の日」を指定することとした。「巡連の日」の指定は毎月1日~3日程度とし、指定日が非番又は週休にあたる所管区員は、その直前又は直後の勤務日を「巡連の日」とすることとした。(第3関係)

 

 実施担当者

 

  「巡連の日」における巡回連絡の実施担当者は、巡連区をもつ所管区員とした。ただし、署長は、必要により欠員等のある巡連区及び特定地域等 に対して所管区員以外の警ら用無線自動車勤務員、本署地域課の指導主任、係長又は他部門警察官を指定して、巡回連絡を行わせることができるものとした。 (第4関係)

 

 実施要領及び実施上の留意事項

 

 (1) 「巡連の日」には原則として昼間の所外勤務の全時間を巡回連絡に充てることとした。また、「巡連の日」に重要事件、事故等が発生し挙 署体制で対応した場合又は転用勤務を命じた場合等巡回連絡が実施されなかつた場合は同月中に改めて「巡連の日」を設定することとした。

 

 (2) 「巡連の日」における巡回連絡は、通常の巡回連絡を一層強化しようとするものであるから、「巡回連絡は「巡連の日」にやればよい。」という誤つた考えは厳に慎しむよう指導を徹底すること。

 

 (3) 「巡連の日」は巡回連絡に専従する日であるが、特異な巡回連絡ではないので、具体的な実施要領等は、昭和47年5月15日沖例規外第 1号「巡回連絡活動要綱の制定について」に定めるところによること。ただし、通常の巡回連絡活動では、時間的、場所的に困難な対象を重点的に行うなど配意 し、効果的な「巡連の日」の運用に努めることとした。

 

 (4) 警察署の地域課長等は署長の命を受け、各所管区員の実態は握状況を常には握し、「巡連の日」の推進に際しては巡回連絡が形式にながれることなく、その質的充実を図るなど、個別に具体的な指導を行うこととした。(第5、6関係)

 

6 報告

 

  翌月の「巡連の日」を指定したときは、その指定月日「巡連の日」の実施結果については、その都度実施担当係別延人員及び延時間、延実施世帯数を警察本部地域課へ電話報告することとした。(第7関係)

 

  別添

 

     「巡連の日」実施要綱

 

第1 目的

 

  この要綱は、巡連区をもつ地域警察官の巡回連絡専従日を毎月設定し、住民とのよりよい信頼関係の確立と管内の実態は握を強力に推進することを目的とする。

 

第2 名称

 

  この要綱により設定する巡回連絡専従日を「巡連の日」と称する。

 

第3 実施の日

 

  「巡連の日」は各署において毎月適宜の日を定めて実施する。決定した「巡連の日」が、非番又は週休にあたる所管区員については、原則としてその直前又は直後の出勤日を「巡連の日」として運用する。

 

第4 実施担当者

 

  実施担当者は、巡連区をもつ地域警察官とする。ただし、署長が必要と認めた場合は、他係警察官をして、特定の対象又は場所を定めて巡回連絡を行わせることができる。

 

第5 実施要領

 

 1 「巡連の日」は原則として昼間における全所外活動時間を巡回連絡時間に充てること。

 

 2 重要事件(事故)の発生等の理由で「巡連の日」の運用ができなかつた場合は、改めて同月中に「巡連の日」を定めて推進すること。

 

 3 巡回連絡の具体的実施要領は、「巡回連絡活動要綱」(昭和47年5月15日付沖例規外第1号)の定めるところによる。

 

 4 「巡連の日」における巡回連絡は、通常の日の所管区活動では時間的、場所的に訪問困難な対象に重点をおくなど、計画的かつ効果的に行うこと。

 

 5 他係警察官を従事させる場合は、その目的及び対象を具体的に特定して行わせること。

 

第6 実施上の留意事項

 

 1 「巡連の日」の設定は、通常の巡回連絡を一層強化しようとするものであるから、「巡回連絡は「巡連の日」の日にやればよい。」といつた誤つた考えをもたないこと。

 

 2 「巡連の日」は、巡回連絡に専従する日ではあるが、その途次において見聞した警察事象に対しては、迅速的確に処理すること。

 

 3 各署長は、平素から地域課長等をして各所管区員の実態は握状況の確認に努めさせ、毎月の「巡連の日」の推進に際し、その都度個別に問題点を指摘するなどの具体的な指導を行わせること。

 

 4 「巡連の日」の成果については、これを高く評価して賞揚するなど所管区員の巡回連絡に対する勤務意欲の向上を図ること。

 

第7 報告

 

 1 毎月末日までに翌月の「巡連の日」を警察本部地域課へ電話報告のこと。

 

 2 「巡連の日」の実施結果については、その都度実施担当係別延人員及び延時間、延世帯数を警察本部地域課へ電話報告のこと。