平成25年度留置施設視察委員会からの意見と講じた措置

2014年5月19日

平成25年度の活動状況

  • 会議の開催回数
    1回
  • 視察した留置施設
    沖縄県内11警察署の留置施設
  • 委員会が留置業務管理者に対して述べた意見
    委員会からの意見及び意見を受けて講じた措置は次のとおりです。

平成25年度留置施設視察委員会からの意見と講じた措置

1 組織・職員に関する意見

 

番号委員会からの意見の概要講じた措置又は方針
(1) 若い担当官の希望する部署への配置(登竜門制度)について、モチベーションを高める意味でも制度を更に充実して欲しい。 登竜門制度によって25年中に専務に登用された者は40.0%であった。今後も制度の充実を図っていきたい。
(2) 担当官は監視しているつもりが被留置者から見られていると言ったストレスもあるらしいが、ストレスを抱えた場合には、悩みを聞いてくれる場所、制度はあるか。 嘱託医による職員の健康相談及び臨床心理士による相談指導制度を活用している。
(3) 留置担当官に留置情報以外の警察業務関係情報が不足しているのではないか。 勤務引継時に留置主任官が署の情報を伝達指示しており、また、「朝会」へ出席して情報を共有している。

 

2 施設・設備などに関する意見

 

番号委員会からの意見の概要講じた措置又は方針
(1) 官本(外国版も含め)について、職員の寄付に頼っているようだが、公費での購入を検討した方が良い。 警察本部で購入し、配布予定である。
(2) 事故防止の観点から、風呂場の出入口の内側のノブを取り外したらどうか。 指摘のあった施設は、早急に改修した。
(3) 外国人が入室した場合に備え、通訳官の配置が必要と思われる。 渉外官(通訳)で対応している。また、外国語で書かれた告知書や外国人被留置者処遇上しおりを設置している。
(4) 被留置者の冷蔵庫は整備されているが、留置施設から離れることができない担当官のために、休憩室に担当官専用の冷蔵庫を整備してはどうか。 11施設中6施設は整備あり、5施設については整備を検討中である。
(5) 風呂場の湯船の蛇口が出っ張っており、自殺防止の面から改善が必要である。 指摘のあった施設にあっては、予算化を図り改修を検討中である。
(6) 「留置の流れ」は、日本語版と英語版があるが、告知書と同様に他の外国版の整備も必要でないか。 「中国語版」「韓国語版」を作成依頼中、作成後、各署に配置する。
その他の外国語については、通訳員を介して説明をする。
(7) キャスター付の書類棚を本棚として工夫しており、各署でも同様に活用してもらいたい。 キャスター付の本棚を既に整備している施設は4箇所あり、現状の管理が適している施設が、2箇所ある。その他の署については、署の会計課と調整のうえ、キャスター付きの本棚を整備検討している。
(8) 被留置者から弁護士の制度を教示して欲しいとの意見があったが、可能か。 警察署においてできるだけ教示しているが、沖縄弁護士会から弁護士の業務を紹介する冊子を備えるなどの対応をしたい。
(9) 非常口直近にある避難口の誘導灯の矢印が逆の施設出入り口(大扉)方向を示していたので、改善の必要がある。
避難 誘導灯が設置されていないので、予算が無ければ、プレートなどで表示をすべきである。
署会計課に確認したところ、消防法上は問題ないとのことであるが、分かり易くするためにプレートで表示する等の措置を講じたい。
(10) 担当官に告知書による告知要領を実演してもらったが、不服申立の制度について、説明がなされていなかったことから、説明漏れがないようにしてもらいたい。 各署では、不服申立制度の教養は実施されており、また、その理解度を検証するために、担当官に対する応問を実施したが、ほとんどの者が理解して説明ができているが、説明不足の者については、その都度、指導を徹底する。
(11) 空港の規模が拡大されることから、空港での身柄取扱いの増加も予想され増員等の体制が必要になると思う。 被留置者の収容数の増加に応じ、増員または補勤者活用を検討する。

 

3 保健衛生・医療に関する意見

 

番号委員会からの意見の概要講じた措置又は方針
(1) 被留置者の食事メニューについて、栄養のバランスを考えて栄養士会等に依頼したらどうか。 これまで、保健所でカロリー計算を依頼し、基準の2,232キロカロリーを維持しており、平成26年度から栄養士会に依頼することになっているが、これまでのような栄養のバランスを図っていく。
(2) メニューの種類を豊富にして欲しいと被留置者から意見があるが対応は可能か。 メニューの種類については、予算の範囲内で賄い業者が工夫している。
(3) 常備薬の管理簿に使用期限が記載されていない。 各施設の管理簿の点検を徹底することで、使用期限の記載漏れがないようにした。
(4) 週二回の入浴を、回数を増やすことはできないか。 管理上の支障がなく、必要性があれば、入浴させている。
(5) 被留置者から湯船に入りたいとの要望があるか、対応可能か。 衛生面を考慮しながら、対応している。
(6) インフルエンザ対策については、専門的立場にある嘱託医などからアドバイスをうけ、対策を講じてもらいたい。 既に嘱託医と連携してインフルエンザ対策をとっている留置施設があるが、再度、施設内の換気状況を踏まえたきめ細やかな対策を図っていきたい。

 

4 規律秩序の維持に関する意見

委員会からの意見の概要講じた措置又は方針

 

委員会からの意見の概要講じた措置又は方針
なし
なし

 

5 捜査と留置の分離に関する意見

 

委員会からの意見の概要講じた措置又は方針
なし
なし

 

6 その他・被留置者の人権に関する意見

 

委員会からの意見の概su要講じた措置又は方針
なし
なし