沖縄県内暴力団の概要
暴力団の情勢(平成19年10月末現在)
暴力団(構成員)の勢力
約660人
指定暴力団
三代目旭琉会約260人
沖縄旭琉会約370人
その他の暴力団
東亜会誼興業約30人
県内暴力団(旭琉会)の誕生と変遷
沖縄県の暴力団は、第二次世界大戦後の混乱期から復興の兆しが現れた昭和27年頃、不良者等が集団化したのが始まりで、伝統やしきたり、掟というのはなく、 腕力の強い者がリーダーとなり、そのうち那覇市を活動拠点とする那覇派(約70名)とコザ市(現沖縄市)を活動拠点とするコザ派(約70名)の不良グループが 組織化されたものが沖縄県の組織暴力団の起こりとなっている。
昭和47年5月15日、沖縄の本土復帰が決定したことを契機として、数次に渡る対立抗争を繰り返しながら生き残ってきた「那覇派」と「山原派」は、本土暴力団の沖縄進出阻止を図るため、大同団結し昭和45年12月8日「沖縄連合旭琉会」を結成した。しかし、その後も組織内の争いは絶えず、組織の統廃合を繰り返していった。
昭和58年5月10日「三代目旭琉会」を結成し、構成員1,000名余を擁する県内最大の組織暴力団となるが、内部の主導権争いから理事長派が分裂し、平成2年10月11日「沖縄旭琉会」を結成し、現在に至っている。
対立抗争
暴力団は、勢力争いや面子にこだわり、絶えず抗争事件を繰り返す集団であり、県内においても昭和36年9月の第一次抗争事件から平成2年から3年にかけての第六次抗争事件まで、回数で253回、死者20名、負傷者114名を出す抗争事件が発生した。
特に、第六次抗争では警戒中の警察官2名、アルバイト中の定時高校生1名がけん銃で殺害されるという痛ましい事件も発生した。
取締状況
警察は、同抗争に対し、徹底した取締りを実施し、首領11名、幹部88名を含む220名の被疑者を検挙・隔離するとともに、延べ522箇所に対する捜索を実施し、けん銃42丁を含む5,452点を押収するなどして同抗争を沈静化させた。
指名手配
現在、抗争警戒中の警察官2名を殺害した犯人 又吉建男(昭和24年10月13日生) を全国指名手配中である。
暴力団の組織の名称を示して不当な要求行為等が行われた場合には、沖縄県警はその組織の属する指定暴力団の名称その他活動の状況についての情報を相談者の方に提供します。また、刑事罰や暴力団対策法の中止命令等の対象となる場合には、これらを適用した徹底した取締を行います。
